Research and Development on High-Temperature Gasification Technology of Woody Biomass for Fuel Cell Power Generation Process
2004; Society of Chemical Engineers, Japan; Volume: 30; Issue: 4 Linguagem: Inglês
10.1252/kakoronbunshu.30.385
ISSN1349-9203
AutoresGuilin Piao, Agung Sri Hendarsa, Yasuo Adachi, Yoshinori Itaya, Michihiko Hamai, Shigekatsu Mori,
Tópico(s)Fuel Cells and Related Materials
Resumo本研究では, ダウンフロー式木質バイオマスガス変換炉の研究開発を行うために, 15-20 kg/h規模のダウンフロー型ガス化試験装置によって, 60メッシュアンダーの木粉を用いて, 木質バイオマスの高温ガス変換特性と操作パラメーターの影響を検討した結果, 次のような結果を得た. 生成ガス組成は, 1600 K以上の高温領域内においては酸化反応の促進によりCO2が増加するが, COとH2の発生量の変化は小さく, 何れも40%以上および20%以上となり, CO+H2のトータル発生率は60%以上になる. CO2は20-30%であり, CH4は低酸素比においても5%以下となる. 炭化水素はC2H2とC2H4はいずれも2%以下である. さらに, 可燃ガスとしての (H2+CH4+CO) の生成量は総生成ガス量の約50%を占め, 発熱量は5.9-8.9 MJ/m3(N)(1410-2130 kcal/Nm3) である. カーボンガス化率は1600 K以上においては90%以上を示し, 冷ガス効率は50%程度となった. また, 不活性固体粒子をタールの吸着剤として炉内に投入したことにより集塵設備の閉塞トラブルを解消することができた.
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