A CASE OF ABDOMINAL FOREIGN BODY GRANULOMA SHOWING A RING-SHAPED APPEARANCE IN FDG-PET
2009; Japan Surgical Association; Volume: 70; Issue: 2 Linguagem: Japonês
10.3919/jjsa.70.594
ISSN1882-5133
AutoresKoki Tabata, Kanji Miyata, Norihiro Yuasa, Eiji Takeuchi, Yasutomo Goto, Yoichiro Kobayashi,
Tópico(s)Foreign Body Medical Cases
Resumo症例は77歳,女性.1997年,他院で左腎癌にて左腎臓摘出術を施行され,2005年,CTで左下腹部腫瘤を指摘された.2007年1月,腫瘤の精査・加療のため当科を受診した.CTでは小腸に接する直径5cmの球形の腫瘤を認めた.FDG-PETにて腫瘤はSUV=4.5と高集積を示したが,中心には集積を認めずリング状を呈した.小腸GISTを最も疑い小腸部分切除を行った.腫瘤は小腸間膜に主座を有し,硬く,割面では厚い被膜をもち中心は壊死状であった.病理組織学的に腫瘤内に線維性異物を認め,それに対する反応性の組織球,異物巨細胞の集簇から成る異物肉芽腫と診断された.腹腔内異物肉芽腫の術前診断には病歴,超音波,CT所見に加えてFDG-PETにおける集積形態,リング状集積に注意すべきである.
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