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Varietal Differences in Resistance to Crown Gall Disease among Rose Cultivars by In Vitro Testing.

1999; Japanese Society for Horticultural Science; Volume: 68; Issue: 2 Linguagem: Inglês

10.2503/jjshs.68.440

1880-358X

Lin Zhou, K. Suzuki, Hirokazu Fukui, Shogo Matsumoto, Koji Kageyama, Yoh-ichi Matsubara,

Plant Pathogens and Fungal Diseases

In vitroで継代・維持している切りバラ24品種を供試材料とし, 岐阜県内バラ産地の発病個体の新鮮ながん腫から分離した根頭がん腫病菌(菌株GOU1)を用い, in vitro検定法で根頭がん腫病に対する抵抗性を検討した.この結果, 抵抗性は病徴形成抵抗性と病徴発達抵抗性に分けられた.供試品種のうち, 'PEKcougel'は極めて強い抵抗性を示し, 発病が全く認められなかった.黄色品種'Dukat'および'Golden Emblem'ではそれぞれ87%, 65%と高い発病率を示し, 形成されたがん腫も3.62mm×mm, 2.43mm×mmと大きく, 両抵抗性ともに弱かった.'White Dream'および'Purple Rain'などの品種では発病率が著しく高く, 病徴形成抵抗性が低いものの, 病徴発達抵抗性は中程度であった.'Lifirane'では発病率が7%と著しく低く, 病徴形成抵抗性が高かったが, 形成されたがん腫は4.75mm×mmと著しく大きく, 病徴発達抵抗性が低かった.Hybrid Teaに分類される品種では発病率が0%-95%, がん腫の大きさは0-4.75mm×mmと変異が大きかったが, Floribundaでは変異が小さかった.花色との関係では, 発病率が高く, 大きながん腫が形成された品種はいずれも黄色の品種であり, さらにふじ色の品種についても発病率が高かった.