Polycation Polymers of Integral Type Obtained from the Reaction of α, ω-Tertiary Diamines with α, ω-Dihalogen Compounds
1971; Chemical Society of Japan; Volume: 74; Issue: 4 Linguagem: Inglês
10.1246/nikkashi1898.74.4_756
ISSN2185-0860
Autores Tópico(s)Covalent Organic Framework Applications
Resumo三級ジアミンとジハロゲン化合物から, メンシュトキン反応によって積層型ポリカチオン重合鎖を得る場合に, BrCH2CH2Br(EDB) と (H3C)2NCH2CH2N(CH3)2(TED) は環状四級アンモニウム塩, EDB と(H3C)2N・(CH2)6(CH3)2(THD) は低重合度の積層型ポリカチオン重合鎖しか得られない。しかしジハロゲン化合物に反応性の高い二塩化キシリレン (XDC) を用いると短時間で高重合度の積層型ポリカチオン重合鎖が得られることを見出した。一般にメンシュトキン反応の速度は系の組成濃度が高い程大きいが, 単量体の構造によっても強く影響される。重合速度の促進に対する溶媒効果は次の順となるが, ジメチルスルホオキシド (DMSO) では特に促進効果が著しい。DMSO>H2NCHO-CH3OH(混合容積比1:1)>CH3OH-H2O (混合容積比4:1) >CH3OH単量体種が重合速度の促進に寄与する程度は次のようになり, XDC の反応性は著しい。
Referência(s)