Degradation of polypropylene filled with CaCO3 in weathering test.
1985; Society of Polymer Science; Volume: 42; Issue: 6 Linguagem: Inglês
10.1295/koron.42.405
ISSN1881-5685
AutoresTsuguo Kobayashi, Hideo Asano, Tetsuo Ishikawa, Hiroyoshi Kokaku,
Tópico(s)Microplastics and Plastic Pollution
Resumo炭酸カルシウム25vol%充てんポリプロピレンについてウェザーメーターによる耐候性を検討し次のことを明らかにした. 1) 炭酸カルシウム充てんポリプロピレンは, アイゾット衝撃強さ, 伸び率において100時間以内で, 初期値の50%以下まで低下し, 未充てんのものに比べて著しく劣化が促進される. 2) 各種の機械的特性の変化は, 熱劣化の場合と類似しているが, 炭酸カルシウム中に含まれる微量のFe, Cu, Mn等の不純物の影響は, 熱劣化の場合より少ない. 3) 劣化防止剤として, 単独ではチオプロピオール系酸化防止剤がよいが, トリアゾール系の紫外線吸収剤と併用することにより効果は著しく向上する. 4) 劣化は紫外線照射面より内部へ進行していくことが赤外線吸収スペクトル分析, 引張破壊断面の観察より明らかになった.
Referência(s)