Direct determination of high-density lipoprotein- and total cholesterol in serum using a peroxidase-entrapped electrode and polyethylene glycol-modified enzymes.
1998; Japan Society for Analytical Chemistry; Volume: 47; Issue: 4 Linguagem: Inglês
10.2116/bunsekikagaku.47.233
ISSN0525-1931
AutoresHideaki Kinoshita, Takeo CHIJIWA, Masaki Torimura, Kenji Kano, Tokuji Ikeda,
Tópico(s)Conducting polymers and applications
Resumoポリエチレングリコール(PEG)修飾したコレステロールエステラーゼ及びコレステロールオキシダーゼを血清希釈液に作用させて生成するH2O2を,ペルオキシダーゼを固定した膜被覆フェロセン練り込みカーボンペースト電極で直接検出することにより,簡便にリポタンパク(LP)-コレステロール(CR)値の測定ができた.更に,デキストラン硫酸ナトリウムとMgCl2等のLP凝集剤濃度並びにPEG修飾酵素量を最適化することにより,高密度リポタンパク(HDL)-CR値を直接測定できることを明らかにし,PEG修飾酵素並びに凝集剤のHDLとそれ以外のLP間の識別に関して考察した.又,界面活性剤を利用することによりHDL-CR値と総CR値を直接分別測定できることを示した.17種の血清試料のHDL-CR値を本法で評価したところ,その値は,PEG修飾酵素反応を利用する市販の分光測定キットで得られたHDL-CR値,及び沈殿法で得たHDL画分の電流測定から得られたHDL-CR値とよく相関した.
Referência(s)