Artigo Acesso aberto

Polymerization and Copolymerization of Vinyl Chloride and Propylene with Titanium Alkoxyhalides and Aluminum Alkylhalides a s Catalysts

1967; Chemical Society of Japan; Volume: 70; Issue: 11 Linguagem: Japonês

10.1246/nikkashi1898.70.11_1989

ISSN

2185-0860

Autores

Noboru Yamazaki, Masanori ARIDOMI, Seiken MAEDA, Shû Kambara,

Tópico(s)

Polyoxometalates: Synthesis and Applications

Resumo

塩化ビニルとプロピレンの単独重合と共重合を塩化ブトキシチタン[TiClx(O-n-C4H9)4-x(x=0~4)]と塩化エチルアルミニウム化合物[AlCly(C2H5)3-y(y=0~2)]を用いて行なった。塩化ビニルは,ルイス酸性の弱いチタン化合物と,酸性は強いが還元力の弱いアルミニウム化合物とを組み合せた触媒で重合する。一方,プロピレンはルイス酸性の強いチタン化合物と還元力の強いアルミニウム化合物との組み合せた触媒で重合する。共重合体は主として塩化ビニルの重合に活性な触媒系で得られる。次の二つの触媒系について反応性比を求めると,Ti(O-n-C4H9)4-AlCl2C2H5では,rVC=2.35±0.2,rP=0.29±0.1,TiCl2(O-n-C4H9)2-AlCl(C2H5)2では,rVC=1.12±0.2,rP=4.52±0.5であった。前者はラジカル共重合のそれと一致する。以上のことから,塩化ブトキシチタン-塩化エチルアルミニウム触媒系による塩化ビニルの重合および共重合においては,触媒成分の種類によりラジカルあるいは配位機構により反応が進むことが考えられた。

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