Intramolecular Reactions of Polyvinyl Alcohols Prepared by Various Procedures
1964; Volume: 21; Issue: 229 Linguagem: Inglês
10.1295/koron1944.21.289
ISSN1884-8079
AutoresIchiro Sakurada, Yasuyoshi Sakaguchi, Zenya Shiiki,
Tópico(s)Advanced Polymer Synthesis and Characterization
Resumoアイソタクチックポリビニルエーテルから誘導されたアイソタクチックポリビニルアルコール (isot-PVA) およびポリトリフルオロ酢酸ビニルから誘導されたシンジオタクチックポリビニルアルコール (synd-PVA) をアセトアルデヒドによりアセタール化した。isot-PVAはsynd-PVAよりも大きい反応性を示した。synd-PVAおよび各種の条件下でラジカル重合により製造したポリ酢酸ビニルから誘導されたPVAは, アセタール化に対して互にほぼ同じ反応性を示した。isot-PVAのホウ酸およびホウ砂との反応性も他のPVA試料のそれらよりも大きい。これらの結果およびポリ酢酸ビニルのケン化反応に関する結果から, ラジカル重合ポリビニルエステルから誘導されたPVA試料は似た立体構造を持つと考えられる。これらのPVA試料の結晶性の差異の原因を検討し, 主原因の一つとしてポリマー中の短い分枝を提案した。
Referência(s)