Artigo Acesso aberto Revisado por pares

Relationship between Material Surroundings and Analytical Chemistry in Our Lives. Determination of ionic surfactants based on ion association in an aqueous medium.

1996; Japan Society for Analytical Chemistry; Volume: 45; Issue: 12 Linguagem: Inglês

10.2116/bunsekikagaku.45.1065

ISSN

0525-1931

Autores

Yunhua Gao, Shoji Motomizu,

Tópico(s)

Environmental Chemistry and Analysis

Resumo

水溶液でのイオン性界面活性剤の定量について研究した.発色反応試薬系としては,酸性染料のテトラブロモフェノールフタレインエチルエステル(TBPE),陰イオン性アゾ染料のメチルオレンジ系及びフェニルアゾフェノール系試薬について検討した.これらの試薬陰イオンを用いて陽イオン界面活性剤とのイオン会合定数及び陽,陰イオン界面活性剤間のイオン会合定数を求め,反応性について考察した.これらのイオン会合反応に基づき,バッチ法による吸光光度定量,フローインジェクション吸光光度定量,光度滴定について検討した.特に新しい試みとして,イオン会合滴定法について詳細な検討を行った.イオン会合滴定における滴定曲線を,試料イオンと滴定イオン間のイオン会合定数,指示薬とのイオン会合定数を用いてシミュレーションし,微分による滴定終点と当量点との整合性について考察した.本滴定法では,10-6Mまでの陽イオン界面活性剤及び陰イオン界面活性剤が定量できる.又,実際試料の滴定結果は二相滴定法のJIS法及び溶媒抽出吸光光度法とよく一致した.

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