Adsorption characteristics of silica-alumina adsorbent
1971; Japan Society for Analytical Chemistry; Volume: 20; Issue: 8 Linguagem: Inglês
10.2116/bunsekikagaku.20.1002
ISSN0525-1931
AutoresAtsushi Chiba, Tadahiko Ogawa,
Tópico(s)Minerals Flotation and Separation Techniques
Resumoシリカゲルならびにアルミナはともに吸着能が強いため,広く吸着の目的に利用されている.著者らは,シリカゲルに代わる吸着剤として,イオンの分離,廃水処理方面に利用しうることを目的として最も簡単にシリカ・アルミナを作製した.いかなる表面の特徴により吸着能が左右されるか,あるいは加熱処理によりその表面にどのような変化が生ずるものであるかを知る目的で,Na+の吸着量,比表面積,シリカ・アルミナ表面のpHなどの測定を行なった.これらの結果より,アルミニウム含有量が2.70%で500℃で加熱処理して得られたシリカ・アルミナが大きな比表面積をもちすぐれた吸着剤であることを明らかにした.以上の測定結果を総合すると,シリカ・アルミナ吸着剤の利用の基礎として次のようなことがわかった.(1) 合成されたシリカ・アルミナは,シリカゲル単一のものよりは吸着能が大であり,処理温度別に150~350,400~450,500,550~600℃の4群に分けられ,またアルミナ含有量別に0~1.09,1.09~1.91,1.91~4.27%の3群に分けられた.(2) Na+の吸着量の増減は,一般に比表面積,表面のpH(H+)に比例する傾向があったが,比例しない吸着もあった.これらより物理吸着とイオン交換吸着がともに起こっていると考えられる.(3) シリカゲルの吸着能の大であるのは300℃で処理したものであった.シリカ・アルミナでは,アルミニウム含有量2.70%,500℃処理のものが,シリカとアルミナ双方の性能を共有するシリカ・アルミナであることが推定できた.この吸着剤は分析化学方面においても,また化学工業面においても,シリカゲルに代わりうるすぐれた吸着剤であると考えられる.
Referência(s)