Artigo Acesso aberto

Analysis of Initial Combined Sintering

1973; Ceramic Society of Japan; Volume: 81; Issue: 931 Linguagem: Inglês

10.2109/jcersj1950.81.931_102

ISSN

1884-2127

Autores

Yusuke Moriyoshi, Wazo Komatsu,

Tópico(s)

Aluminum Alloys Composites Properties

Resumo

体積拡散と表面拡散とが同時に寄与する複合焼結の速度式を, 体積拡散係数が表面拡散係数に比べて十分小さく, かつ粒径が10-4cmよりも小さい場合について導出した. そしてNiO, Al2O3およびFe2O3の収縮率のデータが (1) 式によって, またMgOのデータは (2) 式によってよくあらわせることを示した.(ΔL/L0)7/2/t-δt=KΔL/L0+H………………(1)(Δ;L/L0)7/2/t-δt=KC(ΔL/L0)3/2+H…………(2)(1), (2) 式のプロットの勾配および切片からK (あるいはKC) およびHが求められ, これらの値のアレニウスプロットから体積拡散および表面拡散の活性化エネルギーを算出した.えられた体積拡散の活性化エネルギーは陽イオンの自己拡散のそれとよく一致し, 表面拡散の活性化エネルギーはNiO, Al2O3およびMgOの場合が体積拡散のそれの約1/2, Fe2O3では約2/3であった. また表面拡散係数は同位元素を用いて測定した陽イオンの体積拡散係数より10-4-106程度大きく, その頻度因子 (D0) および活性化エネルギー (ES) の値はNiO, Al2O3, Fe2O3, MgOについて, それぞれ, 3.36×10-4, 1.06×102, 1.14×105, 6.21×10-1および20.8, 63.8, 79.3, 40.9kcal/molであった. Al2O3の表面拡散係数については, 他の方法で測定した値との比較検討を行なった.

Referência(s)