Graft-polymerization by mutual irradiation technique using low energy electron beam. II. Changes of surface tensions for grafted base films by dipping into solvents.
1988; Society of Polymer Science; Volume: 45; Issue: 11 Linguagem: Inglês
10.1295/koron.45.883
ISSN1881-5685
AutoresKoji Mori, Kenji Koshiishi, Ken-ichi MASUHARA,
Tópico(s)Nanofabrication and Lithography Techniques
Resumo表面張力の異なるアクリル酸誘導体硬化物 (以下, 基材と略記) の上面にメタクリル酸メチルの液層を設け, 低エネルギー型電子線を照射してグラフト重合を行った. 基材表面のグラフト鎖 (ポリメタクリル酸メチル (PMMA)) の形態を推察することを目的として, 各種溶媒浸漬に伴うグラフト重合物の表面張力γGの変化, またPMMAホモポリマーの各種溶媒に関する固有粘度 [η] について検討した結果, グラフト重合物の表面張力γGは, 溶媒に依存して可逆的に変化し, またPMMAホモポリマーの固有粘度 [η] とともに増大した. 表面張力γGが基材表面を被覆するグラフト層の密度 (表面密度) に依存すると考えられることから, 溶媒乾燥後のグラフト鎖の形態は, 溶媒中のグラフト鎖の形態を反映したことが考察できる.
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