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Polarographic Studies on the Interactionbetween Methylene Blue and Sodium Dodecyl Sulfate

1965; Chemical Society of Japan; Volume: 68; Issue: 11 Linguagem: Japonês

10.1246/nikkashi1898.68.11_2128

2185-0860

Shigeo Hayano, Hiroshi Kageyama, Takao Suzuki,

Synthesis and properties of polymers

メチレンブルーはイオン性界面活性剤の分析試薬として通常用いられているが,これが電気化学的に活性であることに着目し,メチレンブルーとドデシル硫酸ナトリウムとの相互作用をポーラログラフ的に調べた。溶液中でのメチレンブルーの会合がポーラログラフ波に及ぼす影響はメチレンブルーの検量線にはっきりあらわれる。直流ポーラログラフ法によりメチレンブルーを用いるドデシル硫酸ナトリウムの電流滴定法は通常の分析法に比べて感度も精度もあまりよくない。クロロホルム相によって沈殿生成物を抽出しながら,交流ポーラグロラフ法によって電流滴定を行なえばある程度の成果が期待できよう。交流ポーラログラフ波の第一波はメチレンブルーならびに,溶存するメチレンブルーとドデシル硫酸ナトリウム複合体の両者を表わすので,これを用いて両者の相互作用を観察した。