Artigo Acesso aberto Revisado por pares

Dental plaque formation on a ceramic implant surface - Attachment and detachment of in vitro plaque.

1987; Volume: 29; Issue: 4 Linguagem: Inglês

10.2329/perio.29.1043

ISSN

1880-408X

Autores

Yoshinori Yamaguchi,

Tópico(s)

Bone Tissue Engineering Materials

Resumo

近年, インプラントは多方面で利用されているが, なかでも人工歯根インプラントは顎骨内 (無菌領域) から口腔 (有菌領域) という特殊な位置に適用されるたあ, それ自体への細菌およびプラークの付着が問題となってくる。そこでインプラント材として多用されているアルミナセラミックスと細菌, プラークとの界面現象を解明する目的で, Storeptococcus mutansを用いアルミナセラミックスに対する菌体や, グルカンの付着あるいは人エプラークの付着と脱離について検討するとともに, 被検材料としての単結晶および多結晶アルミナセラミックス, テフロン樹脂, ガラスそしてステンレス金属片の”ぬれ性 (接触角) とグルカン, 人工プラークの脱離との関係についても考察を加えた。その結果, アルミナセラミックスの接触角は単結晶, 多結晶ともガラスのそれに近い低値を示した。付着については, 菌体, グルカン, 人工プラークとも材料問で有意の差は認められなかった。ただ材料の脱離抵抗性については, アルミナセラミックスは低い接触角 (高い”ぬれ性”) にもかかわらずプラークの脱離性が高かった。以上のことより, アルミナセラミックスは, プラークは付着するが脱離しやすい材料であると示唆された。

Referência(s)