The Synthesis of Alkyltin Compounds Having Long-Chain Alkyl Groups
1961; Chemical Society of Japan; Volume: 64; Issue: 11 Linguagem: Inglês
10.1246/nikkashi1898.64.11_1948
ISSN2185-0860
AutoresHaruo Matsuda, Motoharu Nakamura, Sumio Matsuda,
Tópico(s)Organometallic Compounds Synthesis and Characterization
Resumo毒性の少ないアルキルズズ化合物として,長鎖状アルキル基を持つものについて,その製法を検討した。すなわち,スズと長鎖状臭化アルキルに,マグネシウム,ヨウ化ブチルおよび1-ビタノールまたはテトラヒドロフランを加え,常圧あるいはオートクレービ中で反応を行なった。臭化オクチルを原料に用いた場合を若干詳しく検討すると, テトラヒドロフランを添加すると高い反応率が得られたが,一般にいずれの反応条件においても,ジオクチル型およびモノオクチル型化合物のほか,構造不明の化合物が得られた。アルキル基の炭素数を6から12まで変えて実験したが,スズの反応率,ジアルキル型化合物の収率は,炭素数とともに減少した。以上の方法で合成した長鎖状ジハロゲン化ジアルキルスズの物理性状についても検討した。
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