A Study on the Foamability of Latex
1965; Chemical Society of Japan; Volume: 68; Issue: 9 Linguagem: Japonês
10.1246/nikkashi1898.68.9_1796
ISSN2185-0860
Autores Tópico(s)Lignin and Wood Chemistry
Resumoラテックスの泡立ちを測定することを目的として,TjutjunikowおよびKassjanowaが考案した泡量計を検討した結果,再現性のよい測定値が得られることが明らかとなウた。そこで,この測定装置を用いて,ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム,ポリオキシエチレンノニルフェニル硫酸ナトリウム,ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを活性剤に使用して重合した塩化ビニリデン・塩化ビニルラテックスの泡立ちを機械的安定性などとの関連性において測定した。その結果,ラテックスの泡立ちは,ラテックス粒子界面における活性剤の吸着濃度がほぼ飽和値に達するまでは,活性剤濃度の増加とともに増加し,かつ同一の吸着濃度においては,界面活性剤のタイプおよび粒子径によって異なることがわかった。さらに,各タイプの界面活性剤について,表面張力と泡立ちとの関係は,粒子径とは無関係に1本の曲線で示されること,および泡立ちと機械的安定性との間にはほぼ直線関係が成立することが明らかとなった。
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