Persistence of Sendai Virus in a Mouse Breeder Colony and Possibility to Re-establish the Virus Free Colonies
1977; Volume: 26; Issue: 3 Linguagem: Inglês
10.1538/expanim1957.26.3_205
ISSN1884-4170
AutoresHiroshi Iwai, Toshio Itoh, Seigo Shumiya,
Tópico(s)Viral Infections and Vectors
ResumoICRマウス繁殖コロニーでセンダイウイルス感染が起った。主として幼若動物の呼吸器症状, 死亡, 発育不良, 親による喰殺が顕著で, 妊娠マウスでは出産の遅延, 産仔数の減少が観察された。抗体をもつマウスがふえるにつれ, 上記諸症状はみられなくなったが, コロニー閉鎖まで約2年半にわたり退役マウスには90~100%の割合で抗体が検出された。離乳マウスには移行抗体が検出され, 肺病変は認められなかった。6週令のものでは抗体はほとんど検出されず, 肺の肝変化病変をもつものが多かった。8週令以上の動物ではほとんど全例が抗体をもち, 肝変化病変はみられなかった。離乳マウスや妊娠マウスを感染コロニーから隔離しある期間飼育すると, 抗体のない動物 (隔離された離乳マウスおよび妊娠マウスから産れた次世代マウス) が得られた。
Referência(s)