Artigo Acesso aberto

Antihypertensive Effect of Sardine Peptide and Valyl-Tyrosine in Spontaneously Hypertensive Rats.

1999; Volume: 52; Issue: 5 Linguagem: Inglês

10.4327/jsnfs.52.271

ISSN

1883-2849

Autores

Eiji Seki, Terukazu Kawasaki, Mayumi Yoshida, Katsuhiro Osajima, Kei Tamaya, Toshiro Matsui, Yutaka Osajima,

Tópico(s)

Neuropeptides and Animal Physiology

Resumo

Y-2, VYおよびMIXのSHRにおける降圧作用を検討した。単回経口試験では, Y-2を10, 100および1,000mg/kg投与すると, 投与4時間後に投与前に比して血圧が有意に低下した。Y-2の降圧作用は10~1,000mg/kg投与量の範囲では用量依存性を示さなかった。VYを1mg/kgおよび10mg/kg投与すると投与2時間後から血圧は用量依存的な傾向で低下を示し, 投与8時間後にコントロール群に比して, 有意に血圧は低下した。MIXを10mg/kg投与すると投与6時間後に投与前に比して血圧は有意に低下した。心拍数, 体重はすべての投与群でコントロール群に比して有意差はなかった。連続試験では, Y-2を1,000mg/kg投与すると投与7日後にコントロール群に比して血圧が有意に低下した。VYを10mg/kg投与すると投与4日後に投与前およびコントロール群に比して血圧が有意に低下した。MIXを10mg/kg投与すると投与7日後および10日後にそれぞれコントロール群および投与前に比して血圧が有意に低下した。投与休止5日後もY-2, VYおよびMIXはそれぞれ有意な血圧低下作用を示した。心拍数, 体重はすべての投与群でコントロール群に比して有意差はなかった。以上, Y-2, VYおよびMIXはSHRにおいて経口投与で降圧作用を示すこと, 連続投与時の降圧作用に耐性を生じないこと, 投与休止後も降圧作用がある程度持続することが明らかとなった。

Referência(s)
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