A STUDY ON THE DISCUSSION PROCESS FOR THE MACHIDUKURI OF TSUNAMI DISASTER PREVENTION THROUGH THE “IZU PENINSULA TSUNAMI COUNTERMEASURES COUNCIL”
2022; Volume: 78; Issue: 2 Linguagem: Inglês
10.2208/jscejoe.78.2_i_523
ISSN2185-4688
AutoresHiroto YUZAKI, Tomohide OKADA, Takumi OHTSUKA,
Tópico(s)Urban and spatial planning
Resumoわが国の沿岸各地では,地震・津波対策の緊急性が高まっている.しかし,その実現にあっては,沿岸地域が有する地域性への配慮から,取り組みが難航している地域も少なくない.これに関し,伊豆半島沿岸地域では,地域の特色に合わせて50地区に分割し,地区ごとに津波対策を検討する「津波対策地区協議会」の取り組みが展開されている.そこで本研究では,地域性を考慮した津波防災まちづくりの実現に向けた協議プロセスの実施方策を導くため,上述の「地区協議会」のうち調査資料が得られた37地区を対象に,地区の課題や協議プロセスの特徴をもとに3つの地区類型を抽出し,それぞれの型ごとに住民意見の集約方法や津波対策案のとりまとめ方の特徴として5つの協議タイプを明らかにした.
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